今では、iPhoneやipadなどアプリでプログラミングを楽しく学ぶことができるようになりました。
実はアプリだけでなく「本」でもプログラミングをする上での論理的思考力を高める学習本が数多くあります。その中でも今回は、実際にプログラミングを教えている立場から、子供向けにおすすめのプログラミング思考力を高める”本”および”参考書”を紹介します。
本を利用するメリット
今では多くのプログラミングを遊びながら学ぶことができるアプリ等が多く存在しますが、本にもメリットはあります。
読んで理解する力が身に付く
アプリなどでは、チュートリアルにそってビジュアル面で理解しやすいように工夫されています。しかし良い面もある一方、自分から理解するというよりは、”理解させられている”のでは無いでしょうか?
書かれていることを理解して、自分なりに取り組むことができるという面では、本を利用するメリットが大いにあると考えています。
図や漫画をベースに理解してもらえるような工夫がされている
子供向けのプログラミング本は、図や漫画を多く使って解説されていたり、ポケモンなどの人気キャラクターなどのコメントが載っていたりと興味を持って学習を進められるようになっているのが特徴です。
アプリは触っていつの間にかできている という良い面がありますが、本については自身のレベル感を理解しながら進めていけます。
年長〜小学生向けのおすすめプログラミング学習本5選
今回は、自身が購入し「子供がハマったもの」「大人と一緒に楽しくできたもの」「実際に身についたと感じた」本を5つ紹介します。
ポケットモンスター 思考力を伸ばす!プログラミング シリーズ

みんなが大好きなポケットモンスター(ポケモン)を使った論理的思考を身につけるためのプログラミング本です。全部で3シリーズあります。
ポケモンの世界観で学習できるだけでなく、ゲーム感覚で楽しく学習することができます。

この本では、「平面認識」や「空間認識」「平面認識」や「試行錯誤」「数的処理」「論理」に関する力が身に付くように設計されています。
大体対象年齢的には4歳から8歳くらいな感じです。
以下購入した方の口コミですが、高評価ですね!
ポケモン大好きな年少の息子に与えてみました。ポケモンというだけでやる気が出るんですね!
商品レビュー
時々難しいのもあるみたいですが、楽しそうに解いていました!
さすがのポケモン効果、楽しくガンガン進めながら自力でやりきりました。
商品レビュー
簡単やった!とは言ってましたが、時には問題の意味を間違えているものもあったりと、一緒に説明しながらやるという感じでした。楽しくバランスよく思考力が試せるいい教材だったと思います。
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おすすめプログラミング本⑤ 5才からはじめる すくすくプログラミング
絵本感覚で楽しく学ぶことができます。本書はScratchJrというプログラミングアプリを使って「あみだくじ」や「ジャンケンゲーム」「動く絵本」をつくる方法をおしえてくれます。
親子で一緒に取り組むことができるのが特徴です。ただし、本書はタブレット端末が必要となります。
以下口コミ抜粋となります。
本が一冊終わるまで毎日「プログラミングの続きがやりたい」と言い,本が終わってからもしばらくオリジナル作品作りに夢中ですっかりScratchJrにハマっていました。
Scratch Jr.の解説書です。本を真似すると、けっこうな大作ができます。我が子も興味津々で読んでいます。
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できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門 できるキッズシリーズ
「ビスケット」とは自分で描いた絵を使ってプログラミングができる、ビジュアルプログラミング言語です。このビスケットを使って、本格的なゲーム作りまでのステップを学ぶことができます。
本書では、一つ一つ手順を画像付きで丁寧に解説しているため、手順通りに進めるだけでゲームを作ることができます。

この本を最後までやると、プログラミング学習として一通りのことができるようになっていると思います。説明もとても丁寧に書かれているので、子供でもわかりやすくなっています。
大体4歳くらいから始めることができると考えています。私の息子も4歳くらいから始めました。
実際の購入者の口コミを抜粋します。
書かれてるままに進めていけばできるすごい参考書です。
カラーなので、見やすい。教える時も、そのまま伝えればいいので、重宝しています。
ビスケットをやるなら買うべき本だと思います。
素晴らしいアイディアがたくさんあり素晴らしい本です。
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ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
プログラミングというよくわからないものを始めるまえに読んでおきたいのがこの「ルビィの冒険シリーズ」となります。
主人公のルビーが「プログラミング」に必要な考え方だったり、重要なことを「宝石を集めながら」学んでいく物語となります。
大きな問題を小さな問題の組み合わせでという考え方だったり、物事を順序立てて考える力を身につけることができる教本だと思います。

とても評価が高い本で、以下のような口コミをいただいています。
可愛らしい絵と冒険物のストーリーで、子供の第一印象は良いのではないでしょうか。
テーマがプログラミングかつ元が外国語の絵本なので、一般的な日本語としては表現が不自然と思われる箇所があります。
プログラミングを分かっている大人が読めばあるあるで通りますが、小さな子供にはフォローしつつ読んであげたほうがよさそうです。
小さな子供なら、前半の絵本から読む事でルビィの世界観を理解出来るし、大人なら、後半の「解説」だけでも、OK。
「経験」として、こう云った考え方を知ってる事は、とても重要だと思う。
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プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻
こちらも物語風のプログラミング本です。主人公・アベベは、ドドジ王国の王子。アベベは立派な王になるため、父の残したプログラムに挑戦する旅に出ています。
双六のようなますの上を、プログラムを読み解いて進んでいくうちに、手順やルールに対して筋道を立てて考える力が自然と養われるようになっています。
実は、この本ですが、「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦さんや絵本「コんガらガっち」の貝塚智子さんなどそうそうたるメンバーが携わっている新感覚な絵本となっています。

口コミもとても大絶賛です。
3~6歳には読みたくなる内容のようです。
子供たちは楽しみながら、上巻・下巻を何度も読んでいます。
届いた時、絵本のサイズ感と薄さに小2には簡単すぎる絵本なのでは?と感じましたが、中身は期待以上、大人でも頭を使う内容でした。
下巻も購入しました。届くのが楽しみです。
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最後に
他にもどんどん紹介したい作品が多いですが、新しい教材本がどんどん出てくる中、いろいろお勧めできればと思っています。
是非子供に勧めてみてはいかがでしょうか。
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